日本大好きじいさんの落書き帳

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自立国家の建設 160

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一方六角庁舎においては同日夕刻、新田源一による記者会見が触れ出されたのだが、件(くだん)の漂流民の到着から既に半日近くが経過していたこともあり、世界は噂の胆沢城に重大な変化が起きつつあることを察知してしまっていると言って良い。

現に日本の人工衛星から送られてくる映像が、一部とは言えその姿を鮮明に切り取ってしまっており、多くのメディアがそれを既成の事実と捉え、臨時ニュースまで流してしまっているほどだ。

しかもこの八雲島には日頃から膨大な報道陣が常駐しており、さしもの大会場も溢れんばかりであったが、やがて土竜庵の主が国王の代弁者の立場を以て登壇し、用意のメモを淡々と読み上げたことによって、話題の漂流民たちが悉く胆沢城内に引き取られた事実が改めて公式のものとなり、やがてその人数が端数(はすう)に至るまで公表されるに及び、ジャーナリストの中にはそこにこそ問題意識を抱く者も少なく無いのである。

一つには、それが十二万八千七百五十二人もの多くを数えていたにもかかわらず、国王が胆沢城内に土地を与えるとしている対象があくまで一個人とされていたからだ。

しかも、その一個人たるや、彼等の統治者にしてローマ皇帝の称号を具える僅か十五歳の少女だとされた上、与えられた土地が五百四十ヘクタールに過ぎず、そこには多数の高層集合住宅の備えまであるとは言うものの、現に多くの漂流民が船上生活を余儀無くされていると聞くに至っては、自然義憤に駆られる者も少なくない。

事実、十三万に迫る人間の多くが、極めて狭隘な領域に詰め込まれてしまっているのである。

記者たちにして見れば、いくら衣食住が確保されていると言われても、劣悪極まりない生活環境を連想してしまうのも無理からぬことであり、殊に船上生活者には教育まで施そうとしているとする新田の発言など、全く顧みられることは無かったと言って良い。

記者たちの抱く強固な先入観が、それに合致しない情報を受け付けようとはしないのだ。

何と言っても、秋津州の立つ位置が圧倒的な勝者以外の何者でも無いと言う現実が眼前にあり、しかもこの勝者は、かつてこの者たちの攻撃によって大損害を蒙っていると言うのである。

普通そこに報復と言う想いが生じないことの方が余ほど不自然であり、記者たちの脳裏をかすめるものも尋常なものでは無いのだろう。

自然、会場には徒(ただ)ならぬ雰囲気が漂っているが、新田の口調はその後も極めて事務的なものであり続け、その延長線上で秋津州の意図がいよいよ鮮明なものとなって行った。

詰まるところ、敗者自身の自由選択制による丹後、但馬、若狭の部分割譲のことなのだが、無論それらの惑星は全て国王の荘園とされているものばかりだ。

しかも、その場合割譲の対象となる面積はいずれも二百万平方キロに及ぶと言うのだから、面積だけを取れば過剰と言って良いほどのものであり、挙句今では漂流民自身がそれを実地に検分する機会を得て、基本的な判断材料に事欠くことが無いばかりか、既にその選定作業にまで踏み込んでいるのだと言う。

結局、他の惑星に移住させることによって人類社会から切り離してしまうことが、秋津州の既定方針と見るよりほかはないのである。

件(くだん)のヤマト合意によって、漂流民への対応一切が秋津州に一任された結果だとは言うものの、冷然たる新田の口振りから復讐の匂いを嗅ぎ取る者も少なく無いだけに、漂流民の置かれている状況をそのまま楽観視してしまえる者など皆無であり、自然、会場からは非難めいた声が揚がり始める。

事実、丹波に残る選択肢が与えられない以上自由選択制と言っても名ばかりであり、結局非情な遺棄政策そのものではないかとして声を荒げる者まであって、一時会場が騒然としたほどだったが、やがて胆沢城の現地映像が多数配布されるに及び、記者たちの舌鋒は俄然別のところに向かうことになった。

取材のための現地入りを求める声が激しく飛び交うまでになったのだ。

実際この丹波には他にも多数の難民キャンプが現存し、少なく見積もっても三千万を超える人々が日々死と隣り合わせの状況にあり、現に発生している人道問題の悲惨さに言及する者も出て、そのあたりのことをモニターするためにも現地取材は不可欠だとする声で溢れたのだ。

だが、壇上の新田に動じるところは全く無い。

取材のためとは言え多数の人間がその地へ入るとなれば、感染症に倒れる漂流民が続出する懸念があるとして、各種の予防接種の必要性を理路整然と説いた上、そのことに目鼻がつくまでの現地取材は厳に規制を受けるものとされ、その解除の時期が明らかにされぬままに会見は終了してしまうのである。

無論会見の模様は配布された現地映像と共に直ちに世界へと発信され、しかもその現地映像はあどけない乳幼児の姿まで多数捉えていたこともあり、少なくともこの漂流民に対して憐憫の情を垂れて見せるだけのゆとりを持つ者の胸には、何ものかが灼熱の楔(くさび)となって打ち込まれたことだろう。

当然、各地のジャーナリストの胸にも明々と火が灯されてしまうのだが、一方に独自の解釈を以て国王の真意を汲み取ることを得ているジャーナリストもいなかったわけではない。

代表例を挙げるとすれば、それは言うまでも無くNBS支局長のビルであったろう。

現に彼はヤマトサロンにおいて、おぼろげながら事前に漂流民到着の報に出会ってしまっていた上に、新田夫人からはある種の示唆まで受けるに至っており、問題の会見場には部下だけを向かわせ、自らは専らアリアドネと呼ばれることの多い人物と二人だけで会っていたのである。

無論、己れの解釈の当否を確かめる為であったのだが、会見の申し入れをその相手が軽々と受けてくれたことによって、既にそれだけで己れの解釈に自信を深めることを得ていたほどだ。

何しろ、凄まじい繁忙の中にある筈の人物がいきなりのアポに軽々と応じてくれたことになり、如何に新田夫人の口添えがあったとは言え、彼女の方こそこの会談を望ましく思っていたことに確信を持てたのだ。

第一、新田夫人と言い、アリアドネと言い、秋津州の意に反するような動きなどする筈が無い上に、アリアドネに至っては大和商事の特別顧問を兼ね、しかも彼女が直接経営に携わる秋津州商事などは、世界のマスメディアに対して今なお群を抜く広告主の地位を占めているのである。

そのアリアドネが、漂流民たちに同情が集まることを疎ましく思うどころか、その結果秋津州の方針が広く非難を浴びることになったとしても、マスメディアに対して広告主としての影響力を行使しないことまで言明して見せるのだ。

その意とするところは既に明らかであったろう。

どう考えても、信ずるに足るあの親友が、特別のシグナルを送って来ていることになるのである。

その細部までは確信出来ないにせよ、あの若者が漂流民たちに対する同情論を喚起したいと願っていることだけは確かであり、そうである以上、その世論を利して何事かをなそうとしているのだろうが、無論、その何事かは国際社会が受け入れ難いような「非常のこと」ではあるのだろう。

いずれにせよ、それを企図している人物があの若者である限り、そのことが哀れな貧窮民たちにとって幸せな未来に繋がることだけは確信出来ているのだ。

その結果ビルは猛然と動いた。

彼等が他の惑星に遺棄されてしまうことの哀れさを強調する論説を展開し、そのためにNBSの巨大ネットを総動員して見せたのだが、その結果、様子を見ていた他のビッグメディアも一斉にそれに倣うまでになるのだ。

そのいずれの論調も秋津州の方針を批判的に捉えるものばかりであり、殊に白人国家群のメディアの示した反応には相当厳しいものが少なくなかったのだが、かと言ってこの場合の秋津州が丹波社会の安全保障に深く貢献してくれたことだけは事実であり、諸外国の当局筋からは、それに対する感謝と賞賛のメッセージこそあれ、非難めいた声明など一言も聞こえて来ることは無かったと言って良い。


また、新田が会見場で轟々たる非難の嵐を浴びていたその頃、一方の国王の方は、はるかな丹後の地において獅子奮迅の働きを見せていたのである。

それは、言い切ってしまえば例の通りの土木工事に過ぎない以上、如何に壮大なものであったにせよ、本来この男にとってはいつものことであって取り立てて言うほどのことでは無い上に、事前に充分に準備されていたことでもあり、その作業振りにはかなり手馴れたものがあると言って良い。

何しろ、あの「佐渡の鯛焼き」をわざわざ丹後に運び入れてまでその改造に着手した結果、巨大な鯛がみるみるうちに三枚におろされ、それを又三枚づつの薄切りとなし、都合九枚もの鯛焼きを拵えた上で、その裏表に壮大な加工を施しつつあったのだ。

もともと三百キロもの厚みを持っていた筈の鯛であり、それが九枚に薄切りにされたことによって、それぞれの厚みが三万メートル程度になったことになるのだが、それが更に大幅に手を加えられつつあることになる。

それだけでも大工事だ。

主たる作業場は丹後の大海の只中であったが、ドリフターはおろか丹後の陸上からも大量の資材が運び込まれ、作業場付近の海底にまで手が加えられつつある今、それは丹後の各地に大砂塵を巻き上げながら、貴重な自然を蹂躙しつつ進められているのである。

しかも、それは鯛焼きだけにとどまらない。

丹波の衛星となっていたその他の巨岩に付いても同様であり、しかも丹後の中の既存の島にまで手を加えつつあるのである。

国王は、有数の穀倉地帯であるその島を指して奥津日子(おきつひこ)と称しているようだが、島とは言いながら大陸と称しても無理の無いほどの大島(だいとう)であり、八百万平方キロを超える面積を誇っており、それを地球時代の陸地に比定すれば、豪州とニュージーランドを併せたものよりなお広大だ。

いずれにせよ途方も無い大規模工事であり、国王は膨大な秋津州軍を総動員するほどの勢いで額に汗していたことになるのだが、その悉くが遠く離れた惑星で行われていることであるだけに、その事を知る者は王の周囲の中でもほんの数人だけであったろう。

尤も、耳にしてはいても、あくまで最悪の場合に備えるリスクヘッジの一環と捉える者が殆どであり、現に東京の岡部などは、国王が大切な家族を失って未だ二月(ふたつき)にしかならないことの方を余ほど重いものと捉えており、その心情を推し量るあまり酒の量ばかりか体重まで減らしてしまっているとされ、美貌の細君にひどく気を揉ませているほどなのだ。

また田中盛重の方はこのところ秋桜エリヤにいることがめっきりと増え、プロジェクトAティームの一員として神妙な顔付きでデスクに向かいながら、その関心の多くは策定中の国家的大事業の方に向かっており、ヤマトサロンに頻繁に顔を出している新妻から、国王の前途について多少の不安材料が齎されることがあっても、少なくともその作業に関しては楽観しきってしまっており、ひたすら日本の未来について考えさせられる日々を送っているのである。

無論、人類社会の一員としての未来像であり、言い換えればこの世界の中で我が日本が如何に振舞うべきかを自らに問うていると言って良い。

何しろ、世界経済は又しても激浪の海の中にある。

対異星人戦争が泡のように消えてしまったあと、殊に大和文化圏の外側では烈風が吹き荒れてしまっており、直接の要因は戦争景気が吹き飛んでしまったことにあるとは言うものの、最大の要因は全く別のところにあるとする声しきりなのだ。

思い起こせば、かつて人類が丹波に居を移すにあたり、世界の先進国はあるいきさつから打ち揃って巨額の公債を発行するに至ったが、その全てが秋津州に依頼した膨大なインフラ建設の対価である以上、その交付先も無論秋津州以外に無いのである。

詰まり、秋津州に対して巨額の負債を負っていることになり、しかも、特殊な状況下だったとは言いながら、その全てが秋津州円建てであったことが、のちに最大の悲喜劇を齎すことになってしまった。

何しろ、ドルはもとよりユーロもポンドも秋津州円に対して暴落に次ぐ暴落を重ねて来ており、かつての先進国群にとって、その利払いや償還による負担が際限も無く膨らみつつある上に、そのことが一層市場の嫌気を呼び起こし、それが更なる暴落を招くと言う悪しき循環に陥ってしまっていたのだ。

但し、日本だけはとうの昔に全額の償還を終えてしまっていることから、為替変動による差損に限れば僅かなもので済んでおり、その点米英仏独加豪などのケースとは全く対照的だとされ、そのことが日本円に対しても自国通貨の暴落を極大化させてしまったとされている。

詰まり、米英仏独加豪などが枕を並べて討ち死にの呈なのだ。

秋津州が登場する以前の為替水準など既に遠い夢と化してしまっている上に、同時にそれらの国々では際限も無いインフレーションに見舞われてしまっており、富の偏在はいよいよ際立つばかりだ。

一例を挙げれば一方にGDPと言う経済指標があり、それが国内総生産を意味する以上、国家の経済規模を示す指標として取り扱われ、往々にして国力そのものに繋がるとされることが少なくないのだが、秋津州の登場する以前の一世紀近い間、米国のそれは常に圧倒的なものであり続けて来た。

秋津州戦争勃発の直前に限っても、当時IMF(国際通貨基金)から公表された購買力平価ベースの数値では、世界のGDP総額の内で米国の占める割合は実に二十パーセントを超えてしまっていた筈なのである。

ところが、現在の景況はどうだ。

著名なアナリストが口々に唱える数値が揃って異常なものばかりであり、今年度の統計が定まった暁には、米国のそれは六パーセントにまで低迷してしまうと言い、表立って公表されてはいないにせよ、あのCIAの分析結果ですら、七パーセントを超えることは不可能だとしているほどなのだ。

しかも、一方で秋津州のそれが四十パーセントに迫る勢いを示し、同じく日本のそれも二十パーセントに達するとする予測まで声高に喧伝される始末であり、その者たちの分析によれば、日本は殆どの資源を自給し得る能力を具えてしまっている上に、他に先駆けて圧倒的なインフラを完成させてしまっていたことが、何にも勝る強みだ言うことになるらしいのだが、その日本の輸出産業が、秋津州と言う巨大市場を得て絶好調だと言うのである。

一例を挙げれば、秋津州国内の新車販売台数が今年だけでも既に四千万台に乗ったとされ、しかもその八割を日本車が占めてしまっており、家電分野にしても日本製品が席捲する事態を迎えてしまっているほどだ。

農産物に限れば秋津州国内では大和商事が例の逆ザヤ政策を採ってはいるものの、日本の農産物が高級食材として秋津州の国内市場に歓迎される事態であり、日本の水産品にしても又同様だ。

一方で秋津州自身は膨大な農産物を各荘園から搬入し、高コストの国内産と抱き合わせることによって、日本以外の国々へ売りさばくという不思議な構図が定着してしまっており、原油や諸々の鉱物資源にしても同様なのだが、無論最大の高収益商品は種々のPMEに他ならない。

日本の自動車メーカーなどは、当初三十万円ほどで仕入れていたPMEを今では三百万円ほどで仕入れ、三千万円ほどの大衆車に搭載して販売している状況だが、何せ一連のインフレによって、東京ではラーメン一杯が六千円から一万円もするご時世なのである。

ちなみに、この時代も世界的な店舗展開を行っていることで有名なハンバーガーチェーンがあり、その代表的なハンバーガーが全世界でほぼ同一品質のものが売られていることから、その価格が国際的な経済指標として用いられることが少なく無いのだが、直近のニュースによれば、その価格が近頃驚くべき変遷を辿っているとされており、秋津州の首邑におけるそれが二円五十銭であることに引き比べ、東京でのそれが二千五百円、ニューヨークでのそれが二千五百ドルであると言い、パリにおいても二千五百ユーロに達してしまったと言うから驚きだ。

一概には言えないにせよ、東京では十倍ほどの値上がりで済んでいるのに引き比べ、ニューヨークでのそれなどは一昔前の一千倍にもなってしまっており、その原因の多くが対秋津州債務の巨大さにあるとされているのである。

ところが、日本は世界に先駆けて新領土のインフラ整備に成功したことによって、強大な国際競争力に伴う膨大な利益を得ている上に、インフレ効果もあって巨額の財政赤字を見事に解決して見せたばかりか、対秋津州債務からもとうに開放されてしまっている。

その意味では、旧先進国の中では唯一日本だけがこの混乱期を有利な態勢で乗り越えつつあるとされ、既に東京政府は懸案の年金問題を処理するに当たって、百万体を超える高機能ヒト型ロボットを一気に導入してその透明性を高める事を得て、その点での信頼回復を実現しつつあることに加え、そのロボット群の導入コストはほぼ無償に近いとされており、内政面でさまざまな課題を果たしつつある今、田中盛重たちの次なる作業も猛然と進捗する筈なのだ。

国井総理は、この激動の中にあってこそ第二の維新を行うべきだとしており、大車輪の動きを見せ始めていると言って良いのだが、その激動のうねりが全世界を覆うほどのものであるだけに、一歩誤れば国家の破綻に繋がることが目に見えており、そうである以上国民の意識も秋津州以前のものと同じものである筈は無い。

現に、破綻してしまった小国が既に複数に上っている事態が眼前にあり、破綻を懸念されるケースなど枚挙に暇が無いほどで、現実の世界は文字通りの大転換期を迎えてしまっていると言って良い。

昨今喧伝されている今期のGDP数値に照らせば、中でもアフリカ先進諸国十二カ国の躍進振りは目覚ましく、その合計値が世界の十二パーセントに達し、比較的インドが好調で六パーセント、中国が四パーセント、ロシアが三パーセントだとされ、欧州連合に至ってはその合計値が高々六パーセントに留まるとされているだけに、その落ち込みは一際深刻であり、現にあの栄光の英国海軍が、折角地球から持ち込んだ軽空母艦隊の運用まで諦めざるを得ない状況に追い込まれてしまっているのである。

無論、英連邦内の豪州やカナダの苦境など構っている余裕は全く無い上に、それどころか大和文化圏への輸出の途が閉ざされれば、英国自身が一瞬にして崩壊してしまうと囁かれているほどだ。

一方の米国にしても一朝秋津州資金の支援を失うようなことがあれば、英国以上の惨状が眼前にあるとする説まで飛び交っているだけに、世界の激変振りは最早筆舌に尽くし難い。

WTO(世界貿易機関)などは既に地球時代から有名無実化してしまっている上、丹波移住に伴い利害関係国の立場が激変してしまったことに端を発し、各国が個別に結んだ筈のFTA(自由貿易協定)まで破棄されるケースが目立ち始めており、ワシントン条約はおろか、OPEC(石油輸出国機構)やIWC(国際捕鯨委員会)の例を引くまでも無く、国際間の通商貿易に関係する旧秩序など、実質的には既にその殆どが崩壊して、言わば白紙に戻ってしまっていると言っても過言では無いのである。

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  1. 2009/01/07(水) 23:43:10|
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